てんま

「…こっちにはいなかった」
「そっか。ありがとう」
おっかしいなー、どこ行ったんだろ？
そう言いながら歩いていく小さな背中を見送り、俺は背後の空間に目を向けた。
お前が今探してるヤツはここに居るぜ。ただし他の女と一緒にな。
そう叫びたい気持ちを堪えさせたのは、アイツの悲しむ顔を見たくないという想い。
必死に探すお前には悪いが、これはお前を想ってついた、「罪のない嘘」。


…これまた微妙な上に長いという…。
天真→ヒロイン→誰かさん、という関係。
誰かさん逢い引き中にヒロイン来ちゃって、状況知ってた天真は悲しませたくないばかりにちっちゃい嘘を…みたいな。
いろいろ思う所はおありでしょうが、一言だけ。

すいませんでした。


結構たまって来たので浮橋の挨拶表でも作ろうかなと。
絶対どこかで誰か作ってる。